本
「データ」を用いて学力を議論する本。哲学っぽい教育書とは違った風味。 経済学というだけあって、本の中には図表が多い。 昨今、テレビなどで教育関係者が、○○は良い、○○はダメだなど言ってるのを聞いて振り回される親も多いだろう。この本では、経済学の…
興味がある分野があっても、どの本から読めばいいか分からない。そんな人のために書かれた文化人類学の一般向け入門書である。 実際に読んでみて、とても読みやすかった。どんな学問なのかというところから始まり、基本的な用語の説明も丁寧だった。例え話も…
アクティブラーニングを懐疑的に見つめる本。 最近流行っている言葉だが、学習形態としては大正時代からある。この本では、成城小学校と奈良女子高等師範学校附属小学校の取り組みが紹介されている。 どちらも理想的で、子どもの自主性を尊重している自由な…
人間の意識を機械に移植できるのか そんな疑問に答える本。 1章は、意識の定義について。脳の仕組みから分かりやすく解説してくれる。 クオリアなど聞きなれない言葉が出てくるが、図がたくさん載っているのでそこまで難しく感じなかった。 2・3章は、意…
長い長いアフリカ旅行が終わった。700頁以上あるとても分厚い本なので、暫く積読本となっていたが、やっぱりアフリカに旅行がしたくてその扉を開いた。おかげで読み終わるまで頭の中はアフリカでいっぱいだった。 この本を読むにあたって地図は必須である。…
香港の拒食症、スリランカのPTSD、ザンジバルの統合失調症、 そして日本のうつ病について、「アメリカ人がアメリカが行ったことを 省みる本」を日本語訳したものである。 香港の章は、香港の医者が実際に診た患者についてアメリカで学んだこととの違いや実際…
”教養主義”について、大学の授業で数回しか聞いたことがない 理系大学生が読んでみた。 「聞いたことはあるがよく知らない言葉」のオンパレードで 検索しながら読み進めた。 読んでいてふと自分は教養主義者的と似ているかもしれない と思った。私は地方出身…
”いじめ”の考え方の土台を作ってくれる本。 タイトル通り、いじめとは何かについて いじめの発見、各国のいじめ研究の歴史、日本との比較 が丁寧に書かれている。全6章あるが、3章になって やっといじめの定義について書かれている。 日本がいじめ研究先進国…
化学同人『フェイクニュースを科学する』 入門書と書かれている通り、フェイクニュース何それ?な人も ついていける内容になっている。 中身は図も多く、章ごとにまとめがあるので読みやすい。 個人的には2章の認知バイアスの話が面白かった。 この章に限ら…